こんにちはあゆです!
興味なさそうにしてた攻めが急に執着しだした展開が良かった~♡
タイトルの「カラスとスズメ」って苗字だったのねw
『カラスとスズメ』こん炉先生 ~感想とおすすめ~
今日は、こん炉先生の作品『カラスとスズメ』をご紹介します。
この作品は、高校生同士の甘くて優しい救済の恋物語でした。物語の展開がね、無理がなくてすごく自然なんです。最後には二人が手を取り合って歩き出す姿に、思わずキュンとしちゃいますよ。
それでは、さっそく魅力をたっぷりとお伝えしていきますね。
あらすじ
「空っぽの俺を《充電》してくんない?」同クラのイケメン・カラスが不登校になった。教師に頼まれた様子見をきっかけにカラスのところに通うようになり、学校に行けなくなった理由を知るスズメ。ハグをしながらスキンシップをすることで、カラスの心を癒やすことになる。ところが、恋愛経験ゼロで困惑するスズメは、逆にカラスから、相手を満たすための触れ方をじっくりと教え込まれてしまい――…!?
引用:コミックシーモアhttps://www.cmoa.jp/
登場人物の紹介
【攻】唐栖(からす)
- ヒエラルキー上位
- 人間関係に疲れ、自暴自棄(充電切れ)
- チャラそうに見えるが、優しい心の持ち主
- 鈴芽との出会いで変化していく
【受】鈴芽(すずめ)
- 平凡
- 素直で裏表のない性格
- 見返りを求めない無償の愛をもっている
- 慣れないことにも一生懸命
作品の魅力
『カラスとスズメ』の魅力は、なんと言っても王道展開の心地よさだと思います。
「傷ついた攻めが天然な受けに救われる」っていうBLの定番パターンなんですけど、定番には定番の気持ち良さ、ありますよね?
そして、キャラクターの心の変化がまた素敵なんです。
特に唐栖くんの変化が印象的で、鈴芽くんとの関係が深まるにつれて、溺愛攻めに変化していくんです。
この変化がね、もうたまらないんです。
最初は自暴自棄だった唐栖くんが、鈴芽くんに出会って少しずつ変わっていく姿に、グッときちゃいました。
それから、作品の世界観がすごく優しいんです。
ほとんどが部屋でのやりとりなので当て馬がいないし、登場する人たちもみんなが良い人ばかりで…
読んでいるだけで心が温かくなりますよ。ハラハラするような展開もほとんどないので、安心して楽しめます。
読み終えての感想
読み終わった後はほっこりした気分でいっぱいでした。
二人の関係が自然に深まっていく様子が丁寧に描かれていて、その過程を見守るのが本当に楽しかったんです。
特に印象的だったのは鈴芽くんの健気さですね。
恋愛経験ゼロなのに、唐栖くんのためにハグやちょっとエッチなことにも挑戦する姿、応援したくなっちゃいました。
学校生活はほとんど出てこないので、二人の世界にどっぷり浸れるのも魅力です。
エッチなことも、鈴芽くんの心を優先して決心がつくまで唐栖くんは待つんですが、それもまた健気で…良かったな~。絡みも終始気遣いがあって。幸せいっぱいでした♡(場所だけ気になっちゃいましたけどw)
最後に(まとめ)
『カラスとスズメ』は、優しさと癒やしがたっぷり詰まった救済BLだと思います。
王道展開がまた良くて!
二人の想いや関係性の変化が丁寧に描かれていて、読んでいて心が温まりました。
出来れば唐栖くんと鈴芽くんの甘くて優しい物語の続きが見たいな♡