『たんぽぽちゃんはSubかもしれない』うみもし先生　感想

うにもし先生の最新作「たんぽぽちゃんはSubかもしれない」を読んでみました。
高校生の恋愛を描いたBL漫画で、Dom/Subユニバースの作品です。

キャラクター紹介

【受】田綿　公英（通称たんぽぽちゃん）：Normal

たんぽぽちゃんの可愛らしさにとにかく惹かれました！
「たんぽぽちゃん」という愛称自体が既に可愛いのですが、彼の行動や表情がさらにその魅力を引き立ててますよね。特に、自分がSubかもしれないと思い込みあたふたする姿や、赤面する様子は本当に愛らしかったです。

【攻】依藤一澄：Ⅾom

• 高校生でモデルをしており、Domの特性を持っている

依藤のたんぽぽちゃんへの強い執着心、「必ず自分のものにしたい」という思いが感じられる描写が印象的です。Domとしての強さを持ちながら、たんぽぽちゃんに対する優しさを失わない「優しさと強さ」の共存も魅力的でした。

Dom/Subの要素

この作品では、DomとNormalのカップリングが描かれています。

一般的なDom/Subユニバースの設定とは少し異なるため、Dom/Subの世界観の魅力が十分に発揮されていないように感じました。しかし、この設定がこの設定がたんぽぽちゃんの可愛らしい魅力と依藤の愛の深さを効果的に引き出していたのは間違いありません！

まとめ

「たんぽぽちゃんはSubかもしれない」は、可愛らしいキャラクターとNormalなのになぜかＤomに反応してしまうという面白い設定、そして心温まる展開が魅力的な作品です！

特に、両想いになってからのHシーンには愛情が感じられ、心温まる展開でした。
たんぽぽちゃんが健気に依藤のコマンドに従う姿も印象的で、彼の素直さと純粋さにきゅんが止まりません。

Dom/Subの要素をより深く掘り下げてほしい（コマンドもう少し欲しかったな…）という思いはありますが、高校生の恋愛を描いた青春ストーリーとして十分に楽しめる一冊だと感じました。