こんにちは、あゆです!
リアルでもあり得そうなシチュエーションの救済BL!
だんだんと惹かれ合うふたりに心が温まりました♡
『ゴミ屋敷の鎌倉さん』あるくジョー先生 ~感想とおすすめ~
今回は、あるくジョー先生の「ゴミ屋敷の鎌倉さん」について、紹介させていただきます!
現代日本の”ありそうな”シチュエーションを鮮やかに描き出した救済BL作品です。
ストレス社会で心を病んでしまった主人公と、彼を救おうとする隣人の物語が、心を優しく包み込みます。
あらすじ
仕事で心が疲れ、今はゴミ屋敷に引きこもって暮らしている鎌倉。
“あの日”から止まったままだった彼の時間に入り込んできたのは、話したこともない隣人の男だった。家の惨状から追い出されそうになった鎌倉をかばったかと思うと、自分の部屋に無理やり連れ帰って、あれやこれやと世話を焼いてくる上に、部屋の掃除までかって出る始末。
冷たくあしらっても酷いことを言っても自分を見捨てようとしない男に戸惑いながらも、なぜか強く逆らうことができない。
「掃除が終わるまでここにいなよ」
おせっかい男とゴミ屋敷の住人の奇妙な運命が、始まる――…?
お人好しな隣人×トラウマを抱えた汚部屋の住人
鬼才の新人が描く、救済と再生のボーイズラブ。引用:コミックシーモアhttps://www.cmoa.jp/
登場人物の紹介
【受】鎌倉 敏(かまくら さとし)
- 30歳の元社会人、現在は引きこもり
- 仕事のストレスで心を病み、ゴミ屋敷で孤独な生活を送る
- 冷たく振る舞うが、根は心優しい
【攻】荒井 勝義(あらい かつよし)
- 26歳のとんかつ屋店員
- お人好しで世話焼き好きな隣人
- 鎌倉を助けることで、自身の過去の贖罪も果たそうとする
「ゴミ屋敷の鎌倉さん」の魅力
1. リアルな現代社会
ストレス社会日本の闇を赤裸々に描きつつ、希望の光も忘れない絶妙なバランス。
鎌倉さんのゴミ屋敷は、現代人の抱える心の闇を象徴しているようで、ゾクッとするほどです。
2. 心の再生を丁寧に描いた感動の物語展開
ゴミを片付けながら、鎌倉さんの心も少しずつ整理されていく様子が繊細に描かれています。
荒井くんとの交流を通じて、鎌倉さんが少しずつ社会に戻っていく過程は、心を温かく包み込みます。
3. 控えめだけどじわじわ効いてくる恋愛模様
二人の関係性の変化が絶妙なペースで描かれています。
特に、鎌倉さんの意外な積極性と荒井くんの慎重さのギャップが、ハートを掴んで離しません。
4. 繊細で美しい絵柄が醸し出す独特の雰囲気
あるくジョー先生の繊細なタッチが、物語の雰囲気を見事に表現。
特に鎌倉さんの妙に色っぽい表情は、クセになっちゃいます。
5. 深みのあるキャラクター描写
単なる「引きこもり」や「お人好し」で終わらない、奥深い人間性が魅力的。
予想外の一面が垣間見えることで、ふたりの魅力がさらに深まっています。
読み終えての感想
暗めのトーンでありながら、ほんのりとした温かさも感じられる、まさに大人のBL。
鎌倉さんのゴミ屋敷は、彼の溜め込んだストレスと頑張りすぎた心の中身のようで胸が痛みます。
そんな彼を救う荒井くんの優しさに、心を打たれずにはいられません。
特に印象的だったのは、二人で部屋を掃除していく過程。
ゴミを片付けながら、鎌倉さんの心も少しずつ整理されていく様子が丁寧に描かれていて、
思わずうるっとしてしまいます。
恋愛面での二人の関係性の変化も絶妙です。
控えめなアプローチがかえって色っぽく感じられて…!
特に鎌倉さんの積極的な一面には驚きましたが、それがまた魅力的でした♡
最後に(まとめ)
「ゴミ屋敷の鎌倉さん」は、現代社会の闇と光を優しく描いた一作です。
ストレス社会を生きる私たちにとって、心に響くものがあるはずです。
BL好きの方はもちろん、現代社会や人間関係に興味がある方にも自信を持っておすすめできる作品です。
ぜひこの心温まる物語の世界に飛び込んでみてくださいね!
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