こんにちは、ファンタジーBLが大好きなあゆです!
中華風の世界は絶対君主なところがいいですよねw
皇帝が溺愛の過保護な攻めと聞き即買いでした♡
『后と河(1巻)』山中ヒコ先生 ~感想とおすすめ~
「后と河」は、壮大な中華風ファンタジー世界を舞台にしたBL作品です。
治水工事に情熱を注ぐ主人公・王佳が、思いがけず皇帝の妃として後宮に入ることになるところから、
波乱の物語が幕を開けます。
あらすじ
「あなただけが、この願いをわかってくれた」
洪水が繰り返し襲う時代。その度に命を落とす人々を見て心を痛め、河工事を必死に上奏し続けた王佳。
しかし、周囲からは理解されず、「変わり者の若様」と噂されていた。ある日、王佳は皇帝から「妃」として召し上げられることに。
それは、王佳の上奏書を目にした皇帝が、身分差を超えて彼と語り合うための計画だった。
納得した王佳は妹の名を借りて入内するが、形だけの関係と思っていたのに、夜伽まで求められ……!?やっと手に入れたから、もう離してはやれない――。
不器用なほど一途に、必死に願いを叶えようとする二人の壮大なラブストーリー!引用:コミックシーモア https://www.cmoa.jp/
登場人物の紹介
【受】王佳(おうか)
- 治水オタクで真面目だけど、人間関係には不器用な青年
- 昼は役人、夜は后という驚きの二重生活を送ることに
【攻】龍楊(りゅうよう)
- 完璧を目指す皇帝だけど、王佳の前では意外な一面も
- 実は王佳に秘めた想いを抱き続けている
「后と河」の魅力
1. 緻密な世界観と歴史的背景
本作の世界観は、まるで歴史書から飛び出してきたかのよう。
治水技術や地理学の知識が随所に散りばめられ、読み進めるうちに自然と学んでしまう面白さがあります。
2. 個性豊かなキャラクター達
王佳と龍楊を中心に、王佳と共に治水に携わる上司王悟や、健気な侍女など、
魅力的なサブキャラクターが物語を彩ります。
作中に癒しとして現れる王宮の庭にいる子パンダにも癒されます。
3. じれったくも愛おしい恋の行方
人の気持ちを読むのが苦手な王佳と、一途な想いを秘める龍楊。
すれ違いながらも少しずつ近づいていく二人の関係に、じれったくもドキドキが止まりません!
4. 仕事と恋愛のバランス
治水事業という重要なテーマと、後宮での恋愛模様が絶妙なバランスで描かれています。
硬軟織り交ぜたストーリー展開に引き込まれます!
読み終えての感想
読み始めたら止まらない!そんな魅力にあふれた「后と河」。
最初は少し難しいかな?と思いましたが、むしろその奥深さにどんどんハマっていきました。
特に印象的だったのは、龍楊の王佳への想いの深さ。
過去に命を救われて以来、密かに見守り続けてきたなんて…溺愛がすぎて胸キュンが止まりません!
王佳の天然ぶりも最高に可愛いです。
龍楊の愛情表現にまったく気づかない姿に、もどかしさを感じつつも思わず笑ってしまいます。
最後に(まとめ)
この1巻では恋愛展開はまだ控えめですが、これからの二人の関係の発展が楽しみでなりません。
治水工事の行方も気になるし、恋の行方も目が離せない!
中華BLストーリーを楽しみたい方、歴史や政治にも興味がある方、
そして何より甘くてじれったい恋愛を楽しみたい方には、絶対におすすめです!
次巻が待ち遠しくてたまりません。
みなさんも是非、「后と河」の世界に飛び込んでみてください!
きっと新しいBLの魅力に出会えるはずです。
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