終盤のやり取りがとてつもなく感動。
泣けた。
あと、涙が美しすぎる♡
前世の二人の一生の終え方が気になる…
けど、考えると切ない。
『雷々来世』 – 野白ぐり先生が描く、前世と現世を繋ぐ運命の恋
こんにちは、あゆです!
今回は、野白ぐり先生の『雷々来世』をご紹介します。
この作品、読後の余韻が本当に素晴らしくて、しばらく頭から離れませんでした。
キャラクター紹介
- 七星(ななせ) 前世:レオに仕える護衛騎士
- 雷央の前世での主君。現世では雷央のクラスメイト。
- 前世の記憶があり、何故か雷央に惹かれている。
- クールな外見とは裏腹に、繊細な一面も。
- 橘雷央(たちばな れお) 前世:王族
- 前世の不完全な記憶を持つ高校生。
- 七星への想いを胸に秘めながら、現世での関係構築に悩む。
- 優しい性格だが、時に前世の記憶に引きずられることも。
感動のポイントがたくさん!
- 切ない恋心の描写
前世の記憶が現実であると確認でき、「絶対会いたくない人」との再会に戸惑う七星、不完全なな記憶のため再会を素直に喜ぶ雷央。愛情と自制、過去の記憶と現在の状況など、相反する感情が交錯する中で葛藤を生み出しています。 - 繊細な心理描写
野白先生の描く繊細な表情や仕草が、言葉以上に登場人物の気持ちを伝えてくれます。七星が少しずつ雷央に惹かれていく様子も、丁寧に描かれていて心が躍ります。 - 美しい作画
髪の毛一本一本、制服のしわの描写まで丁寧で、絵を眺めているだけでうっとり。
七星の凛々しい横顔、雷央の美しい涙、何度もドキドキさせられました。
読後の感想
読み終わった後、しばらく余韻に浸っていました。
前世と現世を行き来する構成が絶妙で、最後のクライマックスでは涙が…。
特に印象的だったのは、雷央が自分の想いと向き合うシーン。
前世での想いを大切にしながらも、現世での新たな関係を築こうとする姿に心を打たれました。
また、七星が徐々に雷央に惹かれていく様子も丁寧に描かれていて、二人の関係性の変化を見守る楽しさがありました。
優しさと切なさ、そして可愛らしさが絶妙なバランスで描かれていて、まさに野白先生の真骨頂といった作品です。
切ない恋愛ストーリーが好きな方にもおすすめです。
ぜひ、前世と現世を超えた運命の恋を体験してみてください!
あらすじ
高校生の七星の夢には、いつも同じ光景が映し出される。騎士として忠誠を誓った主への想い、そして深い後悔。単なる夢だと片付けたくても、あまりにも鮮明すぎる記憶。そんなある日、転校生として現れた雷央。その姿を見た瞬間、疑っていた夢を信じることとなる。
前世の主人、レオそのものだった。雷央もまた前世の記憶を持ち、七星との再会を心から喜ぶ。しかし、その笑顔の裏に隠された真実。七星にとって、雷央こそが最も会いたくなかった人物だった。なぜ七星は雷央を避けようとするのか?前世に何があったのか?そして、二人の運命はどこへ向かうのか?時を超えて繋がる魂、消せない想い、そして秘められた真実。切なくも美しい、魂の絆を描いたBL作品。
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